委員長の提言 vol.10

2018年4月1日(日曜日) 19:30 提言

2012年(平成24年)は、オリンピック・イヤーです。

テレビではロンドンを目指したアスリートたちのサクセスストーリー番組も目立ちます。

一方、各競技団体は、日頃の強化対策の集大成を迎えます。オリンピックの年となれば、出場切符のとれなかった団体は残念ながら蚊帳の外、競技団体としてはメダルを獲得出来るか、代表選手の選考に問題なかったか等々、その結果に非常にナーバスになるものです。

なぜならその成果が、今後の4年間の競技団体の方向性(メディア露出度・スポンサー提携・競技人口の普及等)を大きく決定づけることになるからです。つまり、競技団体やアスリートたちにとっては、非常に重要な節目の年なのです。

われらの「サッカー日本代表」も同じですね。さて、本地域委員会の主たる事業「平成23年度協会杯・第34回市町村サッカー連盟優勝大会」は、年度を若干跨りましたが‘東大阪市代表’が優勝し無事終了したところです。この大会は、日本協会登録が出来ていないチームや選手たちに対し、情報提供するなかサッカーファミリーとして共に活動しましょう、という狙いがあります。いわゆる、地域・府県協会の活性化の推進事業です。これまで府下の市町村連盟には、協会未登録チームの存在が多数あり、その活動も活発であるという報告をしてきたところです。しかし、市町村連盟の競技レベルは高いとは言い難い、それは競技力向上型のサッカーというより健康増進型のサッカーと捉えていたからです。その証として、本大会にはいくつかの市町村連盟推薦の未登録チームも参加していますが、結果として勝利につながることはありませんでした。しかし第34回大会を制した‘東大阪市代表’は、市連盟推薦チームであり協会未登録チームです。すべてのゲームには、戦術のぶれがなくプレーヤー間の統制もとれ、流れがありました。その優勝は偶然の賜物では決してありません。堂々たる勝ち方でした。協会登録数の下落が止まらない中、このような結果になったことは、一層の市町村連盟との連携に工夫を要します。こちらもまた、節目の年となりました。

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