B級指導者養成講習会大阪・セレッソコース(後期)につきましては、新型コロナウィルス感染症の影響で、当初の予定が大幅に変更となりましたが、3月18日(木)に終了することができました。
前期同様、制限された環境での講習会の実施となりましたが、検温・消毒をはじめ受講者・運営スタッフ・施設管理者皆さまの御理解と御協力の下、大きな事故もなく無事終了できたことを報告いたします。
【受講生の感想】 奥田 亘
この度のB級ライセンス受講後の率直な感想として、最も感じた事は「参加して良かった」と思えた事です。当初、不安も多くありましたが、インストラクターの方々を始め、素晴らしい仲間と出会い、共に時間を過ごす中で多くの学びを得る時間となりました。
コロナ禍における日程調整は大変困難な中、都度スケジュールを変更して、無事に講習会終了までご調整いただきました関係者の皆様に、改めて、御礼申し上げます。
実技・講義と合わせて学ぶ事で、情報の整理と感覚の基準を再確認しました。
私自身の指導に対する意見を聞けた事、私以外の指導者の指導の仕方を沢山見れた事、その指導に対するディスカッションで自分とは違う視点からの意見を聞けた事は、自身の指導の在り方、物事の捉え方をブラッシュアップする上で、とても貴重な経験でした。
今回の講習会で得た学びを日頃の指導現場でも生かしていき、子供達にサッカーの楽しさと奥深さを伝えていきます。
【受講生の感想】 去石 侑矢
新型コロナウイルスの影響により、講習会開催が難しい状況だった中、インストラクターの方々をはじめとするサポートスタッフの方々のご尽力をいただき、この講習会が無事開催されたことに関しまして大変感謝しておりますし、嬉しく思っております。
自分自身普段の指導現場で、分かっているつもりではあったけど、なかなか整理して意識ができていなかったような「指導者としての在り方」や「プレーの整理」の部分を、この講習会を通じて改めて自分の中で再確認・整理することができました。
また、講習会において実際に自分もプレーヤーとして1つのテーマをトレーニングする中で、選手目線でしか分からない気づきや難しさを感じられたことが、実際に自分が指導をする際のプレーの観方の変化にも繋がっていきました。
そして何より、この期間いい雰囲気で活動し続けられたこと、沢山の素敵な指導者仲間の方々と出会えたことが、私にとっての大きな財産となりました!
インストラクターの方々、サポートスタッフの方々、大変お世話になり本当にありがとうございました。
「学ぶことをやめたら、教えることをやめなければならない」
この講習会で沢山の学びがありました。
目の前の子供たちの将来のため、貴重な1年を預かっている身として、今後も自分自身学ぶことをやめず、責任をもって子供たちと向き合っていきたいと思います。
【受講生の感想】 寺岸 篤哉
全体を通して、サッカーを観る視点や指導に対しての準備などが自分自身で変わりとても勉強になった。
また頭では理解をしているようなサッカーの原理原則を言語化することによって、ゲームフリーズをかけたときやミーティングのときにより深く、わかりやすく説明できるようになった。
インストラクターさん、事務局さんは自分自身が指導力不足で悩んでいるときに親身になって相談に乗っていただき、時間がない中、指導実践を見ていただけたりもしたのでとても良い経験ができました。
今後はこの経験を活かし、勉強をし、スキルアップをできるようにしていきたいです。
【インストラクター感想】 星原 隆昭
2020年・・・年度前からのコロナ渦の影響もあり、開催できないことも頭をよぎりましたが、何とか前期・後期を終えることができました。特に後期は2度の日程変更、平日開催ということもあり受講生の皆さんは相当ご苦労されたのではないでしょうか。特に期間中でも「間の学習」が売りでもあるFAコースなのですが、それが十分にできなかったのが残念でした。
受講された皆さんは何を感じながらのコースだったでしょうか?新たな発見・これまでの蓄積の確認、整理等々、個々に想いはあると思いますが、それらすべてが今後の指導への刺激・気づきになればと思います。また、今回出会った指導者のつながりを大切にしてください。
「新しい景色を見るために」ともに頑張りましょう。
【インストラクター感想】 風巻 和生 スクールマスター
2 度目の緊急事態宣言の影響で後期の日程を2 度延期し、受講の皆さんには調整に次ぐ調整でご負担をおかけいたしました。後期はタイトな日程となり、あっと言う間の講習会でした。
本講習会においてソーシャルディスタンスを保ち、マスク着用やアルコール消毒、検温等の感染症対策に万全を期しました。一方で受講生の心の距離は、前期講習会の時と比べ物にならないほど近い関係になり雰囲気はとても良かったです。口頭試験、筆記試験に向けての準備、グループワークは素晴らしいパフォーマンスを発揮しました。
指導実践③では、「間の学習」の成果を確認し、同じテーマでグループディスカッションとフィードバックを行いました。サッカーの目的を確認し、現象ではなく原因を分析し、プレーの原則やコーチング方法の整理を行い、サッカーの全体像から原理原則、個人戦術の重要性を確認しました。様々な指摘を指導者仲間から学んでいきました。
指導実践④では様々な想いが交錯する場となりました。大阪府FA セレッソコースは寄り添い型の講習会です。我々インストラクターはmentor として携わってまいります。講習会は終了しても関係は継続していきます。
今後は同じサッカー仲間として共に悩み、喜び、さらなる高みを目指して行きましょう。皆様のそれぞれの立場でのご活躍を祈念いたします。
最後になりましたが、本講習会開催に際しご尽力頂きました関係者の方へお礼申し上げます。