障がい者サッカー

障がい者サッカー

2016年4月に7団体の統括団体として『一般社団法人日本障がい者サッカー連盟』が設立され、障がい者サッカーに対する取り組みへの機運が高まっております。(一社)大阪府サッカー協会では、大阪府内の障がい者サッカーの普及・発展に向け、地域に即した形で各団体と連携を取り、活動を支援しております。

公益財団法人日本サッカー協会(JFA)】 


▼7つの障がい者サッカー

一般社団法人日本障がい者サッカー連盟に加盟する7つの障がい者サッカーの競技団体を紹介します。

障がい者サッカーの競技紹介、普及状況などがまとまっています!

『障がい者サッカー HAND BOOK』
発行 :公益財団法人日本サッカー協会
発行日:2017年12月 改訂日:2018年1月
公益財団法人日本サッカー協会 グラスルーツ推進部が、7つの障がい者サッカーについて詳しくまとめたハンドブックを作成しました。ルールや概要はハンドブックをご参照ください。

アンプティサッカー(切断障がい)
上肢または下肢の切断障がいを持った人々のサッカーです。
アンプティサッカー(切断障がい)(amputee soccer= 切断者サッカー)とは、主に上肢または下肢の切断障がいを持った人々により行われるサッカーです。従来のような障がい者スポーツに必要とされた専用器具を必要とせず、日常の生活やリハビリ医療目的で使用しているクラッチ(主にロフストランドクラッチ)で競技を行うため、足や手に障がいを持つ人々にとっては最も気軽に楽しめるサッカーです。
特定非営利活動法人日本アンプティサッカー協会

 

CPサッカー(脳性麻痺)
比較的軽度の脳性まひ選手がプレーできるように考案された7人制サッカーです。
CPサッカー(脳性まひ者7人制サッカー)は、比較的軽度の脳性まひ選手がプレーできるように考案された7人制サッカーで、立った状態で行う脳性まひスポーツの中では唯一の団体競技です。フィールドが11人制サッカーより小さく、オフサイドがない、片手で下から投げるスローインが認められていること以外は、11人制サッカーとほぼ同じルールで行われます。プレーヤーの障がいは人それぞれのため、お互いの障がいを理解したプレーが求められ、チームワークがとても重要なスポーツです。
一般社団法人日本CPサッカー協会

 

ソーシャルフットボール(精神障がい)
「ソーシャルフットボール」と呼ばれています。
「ソーシャルフットボール」の名称は、イタリアで行われているcalciosociale(英訳 social football)に由来します。年齢・性別・人種・貧困・家庭環境・障がいなど、あらゆる違いを超えて社会連帯を目指したフットボール文化です。2011年に日本の精神障がい者フットサルチームが初の海外遠征をした際にcalciosocialeに触れ、その理念に敬意を表して協会名としました。現在はルールを一部修正したフットサルとして、各地で普及が進んでいます。
特定非営利活動法人日本ソーシャルフットボール協会

 

知的障がい者サッカー
知的障がい者のプレーするサッカーです。
知的障がい者がプレーするサッカーです。日本国内においては約5,500名のプレイヤーがおり、それぞれの力量により楽しんでいます。ルールは皆さんがご存知のFIFAサッカールールと全く同じですが、発達障がいの程度により試合時間が30分ハーフになったりします。国際試合などは45分ハーフで戦います。激しい攻防やスピードに乗ったドリブルなど見どころはたくさんあります。知的障がい者は「ひたむき」なサッカーをします。いわゆる汚いプレーがほとんどなく、心洗われる爽やかさがあるサッカーです。ぜひ一度ご覧になってみてください。
特定非営利活動法人日本知的障がい者サッカー連盟

 

電動車椅子サッカー
電動車椅子の前にふっとガードを取り付けて行うサッカーです。
電動車椅子サッカーとは、電動車椅子の前にフットガードを取り付けて行うサッカーです。自立した歩行ができないなど比較的重度の障害を持った選手が多く、ジョイスティック型のコントローラーを手や顎などで操りプレーします。性別による区分はなく、男女混合のチームで行います。国際的な呼称は「Powerchair Football」となっており、スピードは時速10km以下と定められています。直径約32.5cmのボールを使用、繊細な操作で繰り広げられるパスやドリブル、回転シュートなど華麗かつ迫力あるプレーが魅力です。
一般社団法人日本電動車椅子サッカー協会

 

ブラインドサッカー(視覚障がい)
ブラインドサッカーとロービジョンフットサルがあります。
ブラインドサッカー(全盲クラス:B1)
ブラインドサッカーは、アイマスクをつけてボールの音と声のコミュニケーションで行なう5人制サッカーです。情報の8割を得ているという視覚を閉じた状態でプレーします。ピッチはフットサルコートと同じ大きさで、両サイドライン上に高さ1mほどのフェンスが並びます。4名のフィールドプレーヤー(FP)、ゴールキーパー(GK)、監督、ガイド(コーラー)の7名で行い、転がると音が出る特別なボールの使用、ガイドがゴールの後ろにいて位置を教える、ボールを持った相手に向かって行く時に「ボイ!」と声を出すなど、ルールが工夫されています。
ロービジョンフットサル(弱視クラス B2/3)
ロービジョンフットサルは、弱視者が弱視状態のまま、フットサルとほぼ変わらないルールでプレーします。4名のフィールドプレーヤー(FP)、ゴールキーパー(GK)の5人で行い、フィールドプレーヤー4人のうち最低2名はより見えにくいB2クラスの選手がいなければなりません。B3クラスの選手は腕章を装着します。アイマスクは装着せず、ボールも音が出ない通常のフットサルボールを用います。一般的に「目が悪い」というと視力が弱い状態を想像しますが、見えにくさそれぞれが異なり、ぼやけ、欠け、にごりなどの症状があり、さらにそれらが掛け合わされて多様な見えにくさがある状態でプレーをします。
特定非営利活動法人日本ブラインドサッカー協会

 

ろう者(デフ)サッカー(聴覚障がい)
ろう者(デフ)サッカー、ろう者(デフ)フットサルがあります。
ろう者(デフ)サッカー
「デフ」とは英語で「deaf(聞こえない人、聞こえにくい人)」という意味で、ろう者(デフ)サッカーとは、聴覚障がい者のサッカーであり、競技中は補聴器を外すことが義務付けられていることから「音のないサッカー」の愛称で呼ばれています。ピッチ上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取っています。
ろう者(デフ)フットサル
ろう者(デフ)フットサルとは、聴覚障がい者のフットサルであり、競技中は補聴器を外すことが義務付けられています。ピッチ上ではアイコンタクトや手話でコミュニケーションを取っています。
一般社団法人日本ろう者サッカー協会

 

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